2014年1月4日土曜日

何故・人形劇場?



  約10年前、尚絅学院女子中学校に勤めている間に、社会性を育てる「総合の時間」の取り組みとして3学年縦割りで3つのグループを作り、四苦八 苦しながら初めて人形劇の世界に飛び込みました。ゼロからの出発でしたので、知りあいのつてをたより、人形製作者の山村エナミさんをお訪ねし、人形制作の初歩を教えていただき、工房にかざってある「長靴下のピッピ」の本物の人形を見せていただき素晴らしい!と驚き、そして厚かましくも色々な材料をたくさんちょうだいし、生徒達と初めての人形劇に取り組みました。
  その時思ったこと
   いつも自由に思ったことを伝える事が出来る生徒はそれなりに
   でも、大人しく,目立たない生徒は人形を通して、よくお話をする
    うれしい発見でした。

 山村氏はNHK「新・三銃士」の衣装制作で第36回放送文化基金賞テレビエンターテインメント番組賞受賞作品。同賞美術賞を受賞なさいました。私は彼女から人形劇の世界を初めて教えていただいたのでした。
 それからは尚絅中学校のドイツ短期留学の付き添いや旅行の際に ドイツやフランス・ハンガリーの街の小さな人形劇場を訪れました。その中の8畳くらいのスペースにすべてがつまっている小さな劇場で、一人で総てをこなす(チケットのもぎり、売店の叔父さん、そして人形劇を総て一人でまかなう)とても親しみあふれる劇場でした。単純な長いすに小さな子どもが10人位、付きそいのお爺さんが2,3人で何度も訪れているようでした。子ども達は人形と会話し、もう内容はすべて分かっていて,人形が質問すると一生懸命人形に応え、人形と友達でした。また、大きいところではコンピューターグラフィックを取り入れた「ピーターと狼」や人間国宝のProf,Albrecht Roser氏の素晴らしい大人向けの操り人形など、色々な作品を見る機会を得る事が出来ました。

ポイント①
 私がやってみたいと考えていた人形劇は出来るだけ生で演奏をすること。
こどもが演奏会に行く事は滅多にありません。それは1時間の演奏をじっとして聞いていることはまず普通は無理。静かに寝てくれれば良いですが,そんなわけには行かないので,子どもは誰かに子守を頼むか、子育て中はあきらめる。その様な状況で子どもが生の演奏を聞く機会は滅多にないのが現実です。
 でも、子どもの内に音楽に興味を持てたなら、どんな人生を送るのでしょうね。それは分かりませんが、良い音楽を与えたいと思う気持ちはお持ちだと思います。そして、親子で一緒に気兼ねなく聴く事が出来たらと思うでしょうね。
そこで、毎回人形劇には2曲ほど名曲を挿入しております。
目の前で弾いたときの子どものビックリし、食いいるように見ている姿は可愛いです。
多くの子どもにそんな体験をして貰いたいと思っています。
うちの子はうるさくするかもしれない、と遠慮せずにお出かけ下さい。
ポイント②
 劇団内部のことですが、年の差の有るメンバーでやりたい。
これまでの10回の公演の出演者は10才から83才。
30代が抜けておりますが,幅広い年齢のメンバーで構成されています。
オイオイメンバーの紹介もいたしますが、公演はダブルキャストで組んでおります。
教えるのではなく,あらゆる世代の感性や考えを共有しながら作り上げて行こうと思っています。

ただ一つの注意点は我が家には真っ黒なラブラドールが常駐しております。
お客様が大好きな犬です。
でも、犬が苦手な方がだんだん犬に慣れるためには適当な犬です。

 初心者の人形劇場ですが、これからに期待していただき是非足をお運び下さい。
そして、
  今後、
   私達と
人形劇をやってみたいと思う方達が増えることを期待しています。

0 件のコメント:

コメントを投稿