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2016年5月22日日曜日

砂押町「人形の家」公演終了

5月22日(日)良い天気に恵まれ、沢山のお客様にお出でいただきました。
10時30分からはお子様ずれの家族が中心。子ども(小さい子から小学生)が20名くらいに保護者の方で全部で40名くらい。13時からは子どもが12名に大人が多い。
観客の層がちがうので、どうなるかとわくわく。

 卵を産んでくれるのを楽しみにしている婆ちゃんの質問に、見に来てくれた子ども達が食いつく(笑)色んな質問に、答えてくれるし、反応が素晴らしい。
砂押町「人形の家」子どもが集う色々な企画を立てているので、ここに来れば何か楽しいことがあるぞと言う期待感、流れを感じる。

 台本通りには行かない。泥棒親分の台詞に、負けじとからんでくる小学生。
泥棒が隠れているのを、必死で、「そこに居るよ。」と教えてくれたり。
そこらを受けて立つ楽親分、人形劇を楽しんで、声を出してくれる子ども達に、私たちも楽しんで5月3日初演では15分だった「ブレーメンの音楽隊}が25分に簡単に伸びていました(笑)会話が楽しい。
私も、俳優として今回初めて人形使い手となりました。
が、これもやはり楽しいな、と思った次第です。

 私の頭の中で、婆ちゃん役は初恵チャンと心に決めていた(笑)のでしたが、今回の初演では、退職と身内の不幸が重なって(お返事もなかったので)
終演後のお人形との面会?
では、誰が?
でも、初恵チャンは復活するだろうと、勝手に思っていましたので、私が初演代役をしたわけです。

 彼女も蘇り、今日はお手伝いに来てくれました。
婆ちゃんが「卵を産まないニワトリは、鶏肉だ!!」
と言うところで、色んなお料理を子ども達に出して
もらいました。
最後に、百歳のお誕生祝いなので、特別に「サウゲタン」を??
知っている人がいらっしゃらなかったので、急遽、初恵チャンに
お料理のレシピを教えて貰って、人形劇に強制参加(笑)

そんな形で、老若男女の人形劇団「徹子のお家」メンバーは勢揃いしたのでありました。

2016年5月12日木曜日

初出演

今日は「ブレーメンの音楽隊」で初出演した2人を紹介。
ロバさんの役で小学校2年生の正太くん、そして「私たちはロバの子です」を歌ったあいちゃん、幼稚園の年長さん。

 人形劇場5年目で、こんな若いメンバーを??
悩みましたが、中心になっている中三の楽(らく)くんと慎(しんり)くんは今年受験なので、いつまで一緒に活動できるかと言う状況もあり、何処かで彼らが選択するであろう時期をあたまにいれつつ、次につなげるために、思い切って若い子をいれました。

 2年前から正太くんとあいちゃん兄妹は、おばあちゃんの賛美歌レッスンに私の所についてきていました。お話しを聞いていないようで、しっかり人の話を理解し、おばあちゃんをコントロールしている正太くん。3才からおばあちゃんのレッスンにいつも一緒だったあいちゃんは、おばあちゃんのレッスンの前に3曲自分の好きな歌を私の伴奏で歌って満足してから、やっとおばあちゃんのレッスンに入るのでした。

おばあちゃんは眠いあいちゃんをおんぶしながら歌ったり、彼女の要求(眠い・お腹すいた・おしっこ等)に応えながらレッスンを続けてきたのでした(笑)。
 でも、ひょっとしたら、それがあいちゃんへの英才教育?だったのかと今は思います、

 そのあいちゃんがうたった「私たちはロバの子です」は、泥棒の盗んだ物を運ばされていたロバは、運ぶのを拒否し、飼い主の泥棒から捨てられてしまうと言う設定です。

 正太くんは人形劇の長い合わせの時間に、本を読んだり、別のことをしていますが、アドヴァイスはまっすぐに受取り、聞いていないようでいて、ちゃんと変化する、大人のメンバーは皆感心していました。
本当に、この若いメンバーに刺激を受け、全体が伸びたような気がします。

  砂押町「人形の家」において
  5月22日《日)
   10時半と13時の2回公演
ブレーメンの音楽隊」原作 グリム童話
   人形製作・脚本   鈴木優子
   演技指導      佐々木久美子
配役 
ニワトリ 伊藤浩吉  犬 斉藤ルツ子 ネコ 村井朋子 ロバ 早川正太
泥棒親分 アサノラク  子分 小関澄玲
婆さん  鈴木優子  金持ち婦人 垂石洋子
歌  早川あい  照明 村井未典 
ピアノ 菊池朋子  フルート・オカリナ 千葉展子

砂押し申込み
太白区砂押町6の1
電話0222480741
料金は大人が   500円で子供は0円

2016年5月11日水曜日

5月3日公演「ブレーメンの音楽隊」初演大成功

自分で言うのも何ですが(笑)
新作「ブレーメンの音楽隊」は大成功。
今回は20分で仕上げましたが、いかようにも長くしてしまいそう。

 オリジナルの「ブレーメンの音楽隊」は動物たちが年取って、役に立たなくなり、追い出されたもの同士が集まって、泥棒を退治しその後、仲良く楽しくくらした??・

 安直に次の出し物を「ブレーメン」と決めてから、約1年悶々とし、昨年のフランスの人形劇フェスティバルを見て帰って来た秋に公演しよう、と思っておりました。
しかし、フランスに行ったら、なおいっそうすすまなくなりました。
なぜか、
 それぞれの人形劇にポリシーがあって、戦争反対、体制反対、差別反対。自然を大切に等、
      それで、ずるずると延期しておりました。


その間に、大学生(実習が入る)のメンバーは入れ替わり、新たに8名が加わりました
幼稚園1名。小学生1名、中学生1名、学生4名、社会人2名。
今回は音楽も入れて、総勢 18名の大所帯となりました。それをまとめて下さったのは演技指導の佐々木久美子さん。
私は妄想は働いても、実際の演技はしろうとなので、人形劇は初めてという佐々木久美子さんに指導をお願いしました。絵本読み聞かせの「ガジュマルの木」もやっています。
お陰様で、人形が動き出すようになりました。

 だいたい、ダブルキャストですが、唯一、ダブルキャストがくめない役
それは「ニワトリ」浩吉くんです。
内容をちょっとだけかいていきますと
浩吉くんをイメージしたニワトリ
”卵を産んで欲しいと育てていたひよこちゃんが、実は雄だった。
雄ならば、鶏肉として食べちゃうぞ。と言う事で家出をしたニワトリ”
声変わりするニワトリ
 初めはソプラノで歌い、声変わりするとバリトンで歌うニワトリ・それが出来るのは
カウンターテナーの勉強中(専門ではありません。専門は海に潜る方のお勉強中)の浩吉くん。
泥棒を驚かす場面でもその歌と演技で魅了!!彼の代役は今の所現れないかな、初めての人形劇体験でしたが、昨年テンボックスで開かれた「日本ウニマ大会」の受付を手伝いに言ってもらい、人形劇を初めて見て、やってみようと言うことに成った次第です。
バロック仲間でしたが、私の人形劇の世界へ、ずるずる〜〜〜〜〜と。
人生を誤らせないように気を付けます(笑)
    予告  5月22日(日)砂押町「人形の家」公演
        「ブレーメンの音楽隊」とフルート演奏
          入場料500円(子ども無料)


2016年5月2日月曜日

公演前、最終リハーサル

 予約終了いたしました。
お電話いただいたのに、断らなければならない申し訳なさ、チケット制にすればいいのかな?と思いつつ。でも、このまま。。。。

 昨日、最終リハーサルで,今までパッチワークで練習して来た物を,音楽と一緒の流れの通し練習にやっと入りましたが、一番役の多い楽くんが,昨日は用事で欠席。
私が楽くんのネズミ役と,泥棒役を。ブレーメン職員は久美子さんが。
めまぐるしく出番があるので、次は何だっけ???と
考えておりましたら、
いつも徹子と同じように、練習しているみんなの周りをウロウロして、おやつを食べたり、可愛がって貰ったりしているあいちゃん。
あいちゃん(6才)は今回は歌を歌います。


そのあいちゃんが
 私の所に来て、「次ネズミだよ」
「え?}私は自分で台本を書いておきながら、楽くんの代役の出番を、ぽ〜〜ットしていましたら、教えてくれたのです。
偶然かと思ったら、次の出の時も、さりげなく私の所に来て、「次ねずみさん」
「きゃ〜〜〜!あいちゃん、ありがとう」でした。
いつも、本を読んだり,塗り絵をしたり、折り紙したり。
見ていないようにして、実はよく見て覚えている。
これぞ人形劇の良さ!!

明日見に来て下さる方、楽しんで下さいね。